【松山＠映画】衣山シネマサンシャインで「人魚の眠る家」を観てきました

2018年11月26日2019年3月28日映画

衣山シネマサンシャインで「人魚の眠る家」を観てきました(๑ↀᆺↀ๑)✧

この映画のyahoo映画の口コミ評価は（3.95）
（映画を観に行く直前の評価です）

原作を知らなくともどんな内容かは想像がつくので、観に行くのが少しためらわれました。
もうね、辛い話は年齢的にしんどいんです。いろいろ重ねてしまうから。

絢香の曲が良い意味でも悪い意味でも印象的で、泣かせようという意図をひしひしと感じました。

と思いながら、「泣いてやる！」と行ってきましたよ！

映画情報

突然の事故。眠り続ける娘。奇跡を信じた決断が、運命を狂わせていくーー。

離婚寸前の夫婦のもとに、ある日突然、届いた知らせ。「娘がプールで溺れたーー。」愛するわが子は意識不明のまま、回復の見込みはないという。奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていくーーー。

　監督　 堤 幸彦

　出演　 篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中哲司、田中泯、松坂慶子

　時間　 125分

公式サイトはこちら

観終わった後に聴くと、さらに沁みる。主題歌。

感想と私のおすすめ評価

泣いてきました。やはり子役の破壊力は反則です。
私が一番涙がこみあげたのは、篠原涼子の妹、山口沙弥加の娘の一言「好きだよ」ってところでした。

子どもたちもいろいろな思いと闘っていたのが分かった後だけに、一言が胸にズシンときた気がします。

篠原涼子が想像に反してよかったです。
私の中では、ちょっとどうかなって思ってたので。

母親の愛と狂気がしっかり伝わってきました。

自分だったら。

特に母親は重ねて観てしまうことは間違いないです。
今の日本の法律は、家族に惨い選択を押し付けてますね。

助けることもできない。殺すこともできない。

何を持って「死」とするのか。

日本人の感覚では、脳死を死と捉えることはなかなか難しいですしね。

映画のポスターにもありますが、「娘を殺したのは私でしょうか」という問いかけ。
これを口にするシーンでは本当に考えさせられると思います。

どの俳優さんも素晴らしい演技でした。
本当にみなさん良かった中、強烈に残ってるのが、西島秀俊の父、田中泯！

声めちゃくちゃ渋いし、どうみてもどこかの組長。

当事者はもちろん、そのまわりも否応なく巻き込まれていくわけで、とにかく答えを出すのが苦しいテーマです。
立場によって全然変わってきます。

まったく余談ですが、家がでかすぎて！
その設定に少し驚きがありました。あれ都内？
あの土地の広さ、えげつないわー（笑）

これまた余計なことなんですが。

落ち着いた環境で感情移入して観たい作品です。
それだけに、映画館で観るのは良い面と悪い面があると実感しました。

となりのおじさんがポップコーンとドリンクの音を響かせていて、私、映画に集中できなかったんです！

あのポップコーンは食べても食べてもなくならないのか？！と思うほど、映画の3/4くらいまで音に悩まされましたもん。

１回ごとにかき混ぜるんです。そのかき混ぜる音がシーンとした映画館に響く響く。
ポップコーンが終わるとドリンク。
こちらもわざわざ？氷をかき混ぜます。

どちらも映画館で売ってる物だし、飲食可なので文句は言えません。
言えませんが、じっくり落ち着いて観たい映画の場合、音のせいで内容などが入ってこなくて残念でした。

なので、そういうのが気になる人は、ＤＶＤで観た方がいいかも。です。

衣山シネマサンシャインの公開日情報：12月中旬まで上映予定

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

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